ニキビ

ニキビには2種類ある!

ニキビはニキビでも、年齢や症状によって種類が違うことをご存知でしょうか。
大きく分けると、ニキビには2つの種類があります。

まずよく耳にする思春期ニキビ。
皮脂の分泌量が多くて、思春期によくできるニキビです。

それとは少し、原因が異なる「大人ニキビ」
その名の通り、大人になってからできますが、思春期ニキビとは違う特徴を持っています。

まず、思春期ニキビは大人ニキビとは違って、場所を問わずどこにでもできます。
対照的に大人ニキビはできる部位が決まっています。

ニキビは体のどこにでもできますが、大人ニキビができる場所は決まっているのです。
大人ニキビの原因とは何なのでしょうか。

ニキビの原因

まず、ニキビとは毛穴に皮脂が詰まっている状態です。
皮脂が詰まる原因は、分泌された皮脂が通り抜ける場所である、毛穴が固くなるからです。
思春期ニキビも大人ニキビも、すべての始まりは毛穴つまりからきています。

皮脂分泌量は人によって異なりますし、多い人はそれだけニキビも多いでしょう。
でも、大人になってから皮脂分泌量が多くなる方もいます。
それは、乾燥や間違ったケア、老化によるものでもあります。

毛穴が固くなり、しっかり皮脂を排出できない場合、ニキビは治っても治っても再発します。
肌のターンオーバーが悪くなるのは、この悪循環を繰り返しているから。
ニキビが何度もできる肌を改善するには、これらのすべての原因を取り除くケアが必要なのです。

ニキビができる肌を根本的に解消するには、肌が育つようなスキンケアをすることが大切。
表皮細胞がよく育って、その細胞が角化して角質として解消出来たら、新陳代謝が行われます。
この流れをしっかり行えるよう、角質が剥がれる要素や原因をなくし、適切なスキンケアをすること。
肌がしっかりと育つ環境を作ることが大切です。

ニキビにさよなら!

大人ニキビの場合、多くが「赤ニキビ」と呼ばれる炎症を起こしている状態。
ニキビの原因であるアクネ菌は、皮脂が詰まってから悪さを起こしていきます。

アクネ菌がニキビを作るわけではないので、そんな環境をなくせばニキビにさよならすることができるのです。

炎症が起こる頻度を少なくしていきましょう。
抗炎症作用の入った化粧品や薬用ケア用品を使って今起こっている炎症を鎮めます。
そして、ある程度肌が安定した状態になったら、本格的なケアを始めましょう。

肌が過敏な状態では、どんな化粧品を使っても意味がありません。
スキンケアのステップを更に増やさなければいけなくなりますから、今の肌環境を改善することが先決。

ニキビが解消できる、肌を作るステップは4つあります。
まずは、メイクや汚れをしっかり浮かせて落とすこと。
洗浄剤は角質をはがすほど強力ではないものを使うこと。

正しい洗顔ができたら、角質層が持つバリア機能を補強すること。
表皮細胞が育つような、新陳代謝環境を整えましょう。

ステップ3つめは肌の保護です。
角質を乾燥から守るケアが必要。
整った肌の環境を維持できるよう、クリームや乳液でケアします。

最後に、肌を紫外線から守るケアをしましょう。
日々の紫外線防止にはファンデーションや化粧下地にUVカットの効果が入ったものを使うと良いでしょう。

あなたの肌が悪いわけじゃありません。
今、ニキビが多くってももともとの肌は美しい肌なのです。