脂性肌

脂性肌とは

脂性肌とは、皮脂の分泌量が元々多いタイプの肌のこと。
皮脂の分泌量には個人差があります。

ベタベタ、肌がテカる、メイク崩れが多い。
そんな特徴を持った肌です。

1年中、脂性肌に悩んでいる方もいます。
夏場だけ悩んでいる方もいれば、顔は大丈夫なのに背中だけ、とか。
体は大丈夫なのに顔だけって方も多いでしょう。

多少人よりは脂っぽい、その時点でもう脂性肌です。
なぜ脂性肌が作られてしまうのか、その原因を探ってみましょう。

どうして脂性肌が作られるのか

ターンオーバーという新陳代謝が行われますが、そこで肌細胞がはじめて誕生し、角化するための準備を行い、押し上げられます。
そして古くなった角質がはがれ、再度角質が作られていきます。

このターンオーバーが正常に行われていると、肌は何もトラブルを起こしません。
ですが、ちゃんと育たないまま完成した保水力を持っていない角質は、バリアー機能が弱く外部刺激をもろに伝えてしまいます。

そこで、皮脂や汗を過剰に分泌してしまうのです。
キーワードは、「ターンオーバーが乱れる」こと。
ターンオーバーの乱れの原因を探ることこそ、脂性肌の改善の糸口だといえます。

脂性肌の基本的な対策

まずは、洗いすぎないスキンケアをしましょう。
必要な角質や皮脂も落としてしまうと、更に皮脂の分泌を促進させているのと同じこと。
なくなったものを、体は補おうとしますからね。

角質を痛めるようなダメージは対策します。
乾燥や紫外線です。
化粧品は、角質を剥がさないような優しいものを使用しましょう。

丁寧にあらっても、脂性肌が治らないようなら使用している洗顔が悪いということ。
そして、乾燥と紫外線は化粧品を使うことで防ぐことができますが、酸化は洗顔のタイミングや方法でしか防ぐことができません。
角質剥がれの原因となるような、皮脂分泌を促進するような要因を徹底的になくして、肌を健やかに育てましょう。