喫煙

タバコはお肌に良くないのか

タバコを吸うことは、肌に悪くなるのでしょうか?
タバコは、百害あって一利なし、ということわざで語られるほど。
体に対して良いことは1つもありません。
タバコにお金をかけるくらいなら、美容にお金をかけたほうが良いでしょう。

癌や呼吸器官の疾患などの、万病の元にもなるタバコ。
軽い症状でいえば、肌荒れの原因でもあります。

タバコの主要成分といえば、ニコチンです。
そのニコチンは、神経中枢および、神経を興奮させて血管を収縮させます。
つまり、血流の流れが悪くなるのです。

血行が悪くなって、酵素や栄養などが体に行き渡らなくなります。
すると皮膚の温度は低下し、代謝が悪くなります。
そこで、肌にはシミやたるみ、カサつきの原因ともなるのです。

禁煙習慣を作りましょう

ニコチンは、いうなれば猛毒です。
タバコを吸った瞬間から血管は収縮して症状を起こします。
どれだけ運動しても、どれだけ良いスキンケアをしても、エステを受けても、たった一本のたばこでそれが無駄になります。

つまり、美肌を目指すには喫煙するしかありません。
タバコにはニコチン以外にもタールが含まれています。
このタールという成分は、肌の色を黒くさせる作用があります。

また、タールを吸うことで毛穴にも付着し、黒ずみの原因となります。
肺に色がついてしまうのは、このタールが原因なのです。

どうしてもタバコがやめられない方へ

タバコを吸って何が悪い!
肌にどんな影響があったとしても、それ以上に良い成分を摂っていたら良いじゃないか。

という方も多いかもしれませんが、その言葉に正しいことは1つもありません。
まず、栄養をどれだけとったとしても、タバコによって破壊されます。

タバコを1本吸うと、ビタミンCは100㎎ほど消費されます。
ビタミン100㎎ぶんといえば、パセリは80gほど、ブロッコリーが90gほどです。
それだけの野菜が、たった1本のタバコで無駄になるわけです。

どうしてもやめれないというかたは、20年後になって後悔して下さい。
後悔したくなければ、タバコを吸う回数を減らす努力をしていきましょう。